民事調停の一般的な流れは?

調停とは、訴訟ではなく話し合いでトラブル解決を図る裁判所の手続きで、訴訟より簡易な手続きなので解決までの時間が短くてすみ、当事者同士の合意が基本になるので円満な解決ができるという利点があります。相手との直接交渉はしなくてよく、非行かいなのでプライバシーも守られるというのもメリットです。
調停のうち、離婚・扶養・遺産分割などの家族の問題については「家事調停」と呼び、家庭裁判所で行われます。サラ金やクレジットなどの返済に悩んでいる場合、訪問販売・通信販売の支払いの悩みなどは、「特定調停」として簡易裁判所で行われます。
その他の問題が民事調停で、交通事故、パワハラ、近隣とのもめごとなど、あらゆる問題が対象になり、簡易裁判所で行われます。手続きの流れは次のようになります。
まず、申立相手の住所地を管轄する簡易裁判所に、調停の申立をします。あらかじめ、自分の言い分を整理しておき、裏付ける資料も準備しておきます。裁判所から、呼び出し状が来ますので、出席困難な日程ならば裁判所担当書記官に相談します。
調停期日には、裁判官1名と民間の調停委員2名以上の調停委員会が言い分を聞き取り、相手の言い分との調整を図ります。1回目で話がつかなければ数回の調停日が設けられます。合意に至れば「調停成立」として、内容が調停調書に盛り込まれます。合意に至らなければ「調停不成立」として終了します。

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